携帯電話でハワイに電話する場合

日本からハワイまでは太平洋をはさんで数千キロメートル離れています。

日本国内であれば陸地が続きますので携帯ネットワークの構造は納得がいきます。

このネットワークは無線基地局までは無線通信となりますが、それより上位のコア層は物理的なケーブルで接続されているからです。

この基地局は一定間隔で設けられていて、ちょうど、電話網の電話局と同じ位置付けと考えられます。

携帯電話は最寄りの基地局から情報を入手する事で、自分が接続すべき基地局を把握します。

一方、日本からハワイに電話する場合は、太平洋があるため、そうはいきません。

この場合、コア層はインターネットのトラフィックと同様、海底ケーブル上に展開されることでしょう。

基地局は日本とハワイのそれぞれに存在し、各々そこまでは無線通信が行われることになります。

インターネット電話を使った場合、インターネット上をデータが流れますので、インターネットのトラフィックとして海底ケーブルを流れます。