電子タグは様々なところに使われている
電子タグとは、電波を発して読み取り機に情報を送る電子部品のことです。
日常生活の中では、自分の使っているものについて、その内部に想いを馳せることなどなかなか無いかもしれません。
それ故に、電子タグと聞いてもあまりピンとこない人が多いはずです。
しかし、その電子部品は私たちが生活で利用している様々なものに使われているのです。
例えばどんなものが挙げられるか、想像できるでしょうか。
毎日のように利用しているものとして、交通系ICカードがあります。
パスモやスイカといった交通系カードを使って、毎日学校に通学したり会社に通勤したりしていると思いますが、その中には電子タグが使われています。
改札の読み取り機に近づけると音が鳴って改札扉が開き、お金の清算が自動で行われるのは、この電子部品が機能しているためです。
それ以外にも、会社の社員証にも使われています。
建物の受付を通る際や、オフィスのドアを開けるために社員証をかざす必要があると思いますが、これは社員証の中に入っている電子部品を読み取ってセキュリティ管理をしています。
最近ではコピー機についても、社員証をかざさないと利用できなくなっていて、セキュリティ対策が高まっている状況を伺えます。
このように、生活の様々なところで電子部品は役立っていて、その存在はあまり知られていないのですが非常に重要な役割を担っています。
もし世の中から無くなってしまったら、私たちの生活は今までのようには成り立たないほど重要な存在です。